沖縄県では、平成30年3月23日に麻しん患者が発生して以降、4月24日までに、初発例を含めて70例の麻しん患者が確認されました。
麻しんは、感染力が非常に強く、小児が感染すると肺炎、中耳炎、脳炎などの合併症を起こすことがある感染症です。本県においては、平成11年から13年の麻しん流行時に、9名のこどもが犠牲になっています。
現在、非常に多くの方が、麻しん患者と接触した可能性があります。
流行が拡大すると、抵抗力の弱い乳幼児が犠牲になるので、麻しんの拡大防止について、ご理解とご協力を宜しくお願い致します。
また、小学生以下の方への定期予防接種等の助成については、お住まいの市町村により対象が異なる場合がありますので、先ずは市町村へお問い合わせをお願い致します。また、定期予防接種以降でも、ワクチンを受けたか分からない、もしくは1回だけという方も予防接種をご検討ください。
発熱、発疹があった場合、麻しん(はしか)患者の方と接触し発熱があった場合等、麻しん(はしか)が疑われる場合は、「麻しん(はしか)かもしれない」ことを事前に病院に伝えてから、病院の指示に従ってください。
・沖縄県保健医療部地域保健課HP「麻疹(はしか)患者の発生について」
・予防接種実施医療機関(沖縄県医師会HP)
※予防接種を受けたい方は、一覧にある医療機関に電話で必ず予約をするようにしてください。