名護市教育委員会では「学び働くことの意義を理解し生きることの尊さを実感させる」という目的で職場体験学習を推進しており、名護市立全8中学校で実施されています。
今年も当院で名護市内3校の中学生10名の職場体験学習を受け入れました。
今回は放射線室、リハビリ室、検査室、看護部(病棟)で以下の仕事を体験して頂きました。
放射線室・・・・・・MRIやX線検査機器等の操作体験と業務内容についての説明。
リハビリ室・・・・・理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の業務説明後、松葉杖や福祉用具を使って実際に患者さまが行っているリハビリを体験。
検査室・・・・・・・患者さまから採取した病変の組織や臓器を実際に見ながら病理組織標本を作製する手順の説明といった検査技師の業務内容についての説明。
看護部(病棟)・・・病棟のドアノブやベットの手すりの除菌、患者さまへ食事の配膳。患者さまと折り紙や色塗りを通してコミュニケーション力を身に着ける体験。
参加された学生からの感想文(一部抜粋)
参加した学生は初めは緊張や不安を感じながらも職場体験を通して、「働くとは何か」について真剣に考えるきっかけとなり、仕事をする上での大変さや喜びを実感できたと思います。
今回の職場体験で経験したことを将来に役立てることを祈っています。
(喜屋武)