8月29日(金)当院にて北部地域緩和ケア交流会を開催しました。
今回の交流会では、『その人らしい人生を全うできるために~看取りについて~』というテーマのもと、当院の緩和ケア認定看護師とがん化学療法看護認定看護師が登壇。
地域での看取りの現状や、看取りに向けた過程とその支援について説明し、参加者との意見交換が行われました。
🗣参加者の声(一部抜粋)
・「この地域の往診医の実情、在宅での看取りが限りなく難しい状況を知り、何か手立てはないだろうか?と考えさせられました。」
・「経験も医療知識も足りないので、治療方針や医師から訪問看護師への指示の意図などを理解するのに時間がかかります。日々状態が低下していく方へのスピーディーな介入に、ついていけない気がしています。」
・「みんなで、このエリアでの在宅看取りをより良くする活動ができたら素敵だなと思いました。」
看取りについての理解を深め、住み慣れた地域で安心して最期の瞬間まで過ごせる環境づくりをみなさんと一緒に考えていければと思います。
7月19日(土)当院2階会議室にて「北部医療圏でできるがん医療」をテーマに説明会を開催しました。
はじめに、諸喜田院長より開催のご挨拶があり、地域医療への想いが語られました。
琉球大学病院 がんセンター増田昌人先生より、医療機関の集約化に向けた国の動きと沖縄県の取り組みについてご講演いただき、当院 外科 赤松道成先生からは、北部医療圏でのがん治療の現状と2028年開院予定の公立沖縄北部医療センターについて紹介がありました。
講演後には、会場からの質疑応答が活発に行われ、参加者の関心の高さが伺えました。
🗣参加者の声(一部抜粋)
・「国の動きや北部で受けられる治療内容が具体的にわかり、参考になりました。」
・「術後は地域で安心して治療を続けられることを知り、心強く感じました。」
・「新病院にホスピスをぜひ設置してほしいです。」
地域に根ざしたがん医療の充実をこれからも目指して参ります。