地域の皆さまへ知っていただきたいたいお知らせ
当院では、地域の保健・医療・福祉を包括する地域医療の発展に寄与できるよう調査研究を実施し、学会発表や講演などを行っています。
これらの活動実績をご紹介ます。
調査研究概要
- 調査研究名:北部地区医師会病院 健康管理センター・15年間の概況(2005年度~2019年度)
- 調査研究責任者氏名:岸本拓治
- 所属:検診科
- 調査研究課題:健康管理センター15年間(2005年度~2019年度)の活動をまとめ、地域の皆さまに健康管理センターの活動を紹介すること、地域の保健活動の課題を明らかにする資料を作成すること等により地域医療の発展に寄与することを目的とした調査研究
- 調査研究の期間:2020年4月~2021年3月
※ダウンロード可能ですが、二次使用する際は健康管理センターまでご連絡ください。
主な内容
- 受診者数の推移
・2005年度の受診者数は4万人ほどでしたが、受診者数は年々増加傾向を示し、2017年度以降は6万人以上の方々が健康診断を受診しております。
・各種の健康診断のうち、事業所健診、住民健診、人間ドックの受診者数が上位を示しました。
直近5年間の受診者割合は、事業所健診:30%、住民健診:27%、人間ドック:21% でした。 - 有所見・服薬・既往歴・生活習慣病からみた受診者の状況
・2019年度の健診結果の詳しい分析により、メタボリック症候群該当割合が女性:13%、男性:30%と著しい高値を示しております。
(厚生労働省が公表している県別のメタボリック症候群該当割合では、沖縄県が最も高い率を示しております。)
メタボリック症候群の要素である肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症に対する対策が重要な健康課題であると判明しました。
(検診科医師 岸本拓治)