リスクマネージャーとは?
※危険(リスク)を管理する者(マネージャー)と表しますが、患者さんや病院職員に対しリスクマネジメント、広義には、「リスクを把握・評価して組織的に対策を立てること(事故防止活動)」と「事故が発生したら適切に対応して損害を最低限にすること(事故の対応)」の両方を含む取組みを、他職と横断的に協働しながら管理する者を言います。
活動内容を教えてください。
医療安全に関する職員への教育・研修、情報の収集と分析、対策の立案、事故発生時の初動対応、再発防止策立案、発生予防及び発生した事故の影響拡大の防止に努めます。これらを通して、安全管理体制を組織内に根づかせ機能させることで院内における安全文化の醸成を促進する役割を担っています。
※ 5Sとは「整理(せいり)」「整頓(せいとん)」「清潔(せいけつ)」「清掃(せいそう)」「躾(しつけ)」の5項目のこと。
力を入れて取り組んでいることは何ですか?
当院を利用されている患者さん、家族や職員にとって安心できる医療・環境を提供することが重要だと考えています。その為には、安全に仕事ができる体制の構築が必要です。職員の安全行動できる能力を育て、問題に対して「事前および事後の対策を計画的かつ的確に行う組織的活動」ができる組織風土が構築できればいいと考え、取り組んでいます。
やりがいを教えてください。
病院という組織には、複数の専門的な医療従事者が集まり、それぞれの専門性に合わせた役割で問題解決に臨む事ができます。チームで関わる組織風土が「信頼される医療の提供」につながり、今までのスキルを活かし、問題を解決する場面に参加できる事にやりがいを感じています。
※平成30年7月9日更新