
初期臨床研修について
当院では、『医師だけではなく、病院全体で研修医を指導し育てていく』ことを基本方針としています。
患者さんのためにベストを尽くせる医師になれるよう、垣根のないアットホームな雰囲気のなかで、様々な診療科やメディカルスタッフとの交流が図れる環境となっています。
臨床研修プログラム責任者 あいさつ

臨床研修プログラム責任者
川又 久永(かわまた ひさなが)
皆さんはどのような「研修」を求めていますか?
学生に聞くと、「有名な研修病院で研修したい!」「屋根瓦式の研修システムが良い!」「症例の多い病院が良い!」「指導医が充実している病院がいい!」と、研修したい病院について言葉を投げ返してくれます。
インターネットの普及により、臨床研修病院に関するあらゆる情報が手軽に素早く収集できる反面、あふれる情報の中から自分に必要な情報を効率よく取り出すことが難しくなっています。
ー 当院は有名な病院ではありません。
ですが、高度の専門診療も可能な内科・外科・各専門科の医師をそろえ、沖縄県北部の地域医療の最前線にある病院です。
ー当院では各科「屋根瓦式の指導体制」ではありません。
ですが、研修医が、ローテーション中の先輩研修医や直接の上級医ではない他科の先生方にコンサルトを行い、指導を受けている様子を病院見学の際に見かけることができるでしょう。
ー指導医数は決して多くはありません。
ですが、どんなに忙しいときでも、指導を嫌がる医師は当院にはいません。
ー当院では、研修医の要望する研修になるべく応えるように取り組んでおります。
皆さんが当院に見学に来られ「この病院ではこんな研修が出来そうだ。やってみようかな?」と感じてくれる。それがきっと 「当院の特徴」なのだと思います。 実際に当院で研修を受けた研修医は、「こういう病院だから来た」ではなく「こういった研修がしたいから来た」と答えてくれます。
沖縄は多くの良質な研修病院が点在しています。ホームページや病院案内に書いてある文言を比べるばかりでは、どんな研修ができるかわかりません。実際に病院見学に来て、見て、感じてほしいと思います。
当院の初期研修の特徴

少人数での研修
少人数であるため、一人で多くの症例・手技を学ぶことができます
きめ細やかな指導
性格や特徴に合わせて、最適な指導医を選定しています
進捗や性格を考慮して、無理なく学べるよう調整します
個別対応型研修
一人ひとりに合わせたテーラーメイドの研修プログラム
RyuMIC 北部地区医師会病院 初期臨床研修プログラム


救急医療とプライマリ・ケアの研修を基本とし、併せて指導医が行う専門医療を経験することで、総合的臨床能力を有する医師の育成を目的とする。
なお、基本必修研修(56週)として、内科・救急科(麻酔含む)・外科・整形外科・皮膚科・および地域医療※・小児科※・産婦人科・精神科で研修を行い、必須研修を終えた残りの48週は、研修医の希望に沿って選択診療科の中から調整する(協力病院での研修を含む)。
※協力病院および協力施設での研修

勉強会について

勉強会・カンファレンス・総回診
当院では、年間を通して数多くのレクチャーや勉強会が行われており、日常診療に役立つ知識・技術を得ることができます。また、研修医がプレゼンターを務める症例検討会を毎月行っています。
臨床研修病院 年次報告
「医師法第16条の2第1項に規定する臨床研修に関する省令の施行について」(平成15年6月12日付け医政発第0612004号)に基づき提出した臨床研修病院年次報告書等を公表します。


お問い合わせ
施設見学・応募方法などお気軽にお問い合わせください
〒905-8611 沖縄県名護市字宇茂佐1712番地3
公益社団法人北部地区医師会
北部地区医師会病院 リクルート担当者
