実践!クリニックのためのCOVID-19診療 in やんばる

 8月27日(水)に北部会館で「実践!クリニックのためのCOVID-19診療inやんばる」(主催:琉球大学病院第一内科、共催:公益社団法人北部地区医師会、北部地区医師会病院)を開催しました。

セミナー①では、「COVID-19の外来診療ー抗ウイルス薬の使い方ー」と題して、当院の高江洲壮先生から新型コロナウイルス感染症が重症化しやすい方の特徴や、抗ウイルス薬(ベクルリー、バキロビッド、ラゲブリオ、ゾコーバ)を選択する際のポイント・注意点などについて解説しました。

セミナー②では、当院の田里大輔先生から「外来における感染対策ー継続可能な感染対策構築を目指してー」というタイトルで、新型コロナウイルスの特徴や感染経路に基づいた感染対策について、クリニックでの外来診療を意識した内容で解説しました。

セミナー③では、琉球大学第一内科の上若生先生と宮城一也先生の進行で「こんな患者さんがきたらどうする?」というテーマでケースカンファレンスを行いました。スマートフォンを用いた全員参加型のクイズ形式で、抗ウイルス薬の選択や患者さんからの問い合わせへの対応などについて学びました。

クリニックの先生方を中心に、医師や看護師など20名以上の参加があり、有意義なセミナーとなりました。